【クリスマスプレゼント】天界物語八冊組【セイゴウ・セレクト】
今年のクリスマスプレゼントとしてツマがくれたのがこれだった:
松岡正剛セレクト「天界物語八冊組」(松丸本舗ブックギフト・プロジェクト)
小生がセイゴウのファンだということを知っていたツマが松丸本舗に注文したらしい。
中をあけると,こんな感じ↓
良く見ると,「オイディプス王・アンティゴネ」の表紙にセイゴウのサインがある!
あと,セイゴオ特製ブレンドコーヒー「玄月珈琲」が同梱されている↓
本読みながら飲みなさいということですな。
8冊組の全貌は以下の通り:
- ヴィリエ・ド・リラダン(訳:斎藤磯雄)『未来のイブ』(創元ライブラリ)
- ルイス・キャロル(訳:河合祥一郎)『鏡の国のアリス』(角川文庫)
- レジーヌ・ベルヌー(訳:橋口倫介)『テンプル騎士団』(白水社・文庫クセジュ)
- フォークナー(訳:加島祥造)『サンクチュアリ』(新潮文庫)
- ソポクレス(訳:福田恒存)『オイディプス王・アンティゴネ』(新潮文庫)
- ロード・ダンセイニ(訳:荒俣宏)『ぺガーナの神々』(ハヤカワ文庫FT)
- リサ・ランドール(監訳:向山信治,訳:塩原通緒)『ワープする宇宙』(NHK出版)
- ジョン・ブルックス(訳:神谷武夫)『楽園のデザイン イスラムの庭園文化』(鹿島出版会)
小生の本棚にはまだ入っていない本ばかり。ちなみに全冊,どこかに松岡正剛のサインが入っていた。
小生自身ではこんなにまとめ買いしたことが無いので,うれしい限りである。
とりあえず,ジョン・ブルックス『楽園のデザイン イスラムの庭園文化』から手をつけているところである。
強い太陽の光に照らされた荒野に住んでいた初期のムスリムにとっては,ちょっとした木陰や小川のせせらぎこそが天国であり,その天国を身近に再現するのがイスラム庭園であるということらしい。コーランには至福の表現として「潺々(せんせん)と河川の流れる庭園」という言葉が30回以上も現れるという。
今日は第3章「イスラム期のスペイン」まで読んだ。コルドバのメディナ・アサアラ,セビーリャのアルカサル内の庭園,グラナダのアルハンブラなどが紹介されている。
楽園のデザイン―イスラムの庭園文化 ジョン ブルックス 神谷 武夫 鹿島出版会 1989-05 売り上げランキング : 73733 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
◆ ◆ ◆
ちなみに,小生がツマに贈ったのは,東芝ダイナブックT350/56ABだったりするわけで。
| 固定リンク
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 小池正就『中国のデジタルイノベーション』を読む(2025.01.06)
- 紀蔚然『台北プライベートアイ』を読む(2024.09.20)
- 『ワープする宇宙』|松岡正剛に導かれて読んだ本(2024.08.23)
- Azureの勉強をする本(2024.07.11)
- 『<学知史>から近現代を問い直す』所収の「オカルト史研究」を読む(2024.05.23)
コメント