日本のピラミッド:頭塔(ずとう)
小生の親父が、青春18切符で静岡から奈良に旅行し、古代日本のピラミッド、「頭塔(ずとう)」を撮ってきたので、ご披露する:
平城遷都1300年祭ウェブページの情報によると、奈良時代に東大寺の実忠和尚(じっちゅうかしょう)によって築かれたものだと言う。
小生は小中学校の頃、古代史が好きで、よく奈良に行ったものだが、こんなピラミッドがあるとは知らなんだ。それもそのはず、1986年から発掘調査が始まったのだという。つまり比較的最近見つかった遺跡である。
昨年、「美人考古学者カーラの文明めぐり」(2009年10月15日)という記事を書いた。Discovery Channelの番組名だが、その番組の第一回は世界中に散在するピラミッドに関するものだった。
ピラミッドはエジプト、マヤ、アステカにあり、その他にもインドやカンボジアにはピラミッドのような尖塔を持つ寺院がある。古代人の精神の共通性を表すものとしてピラミッドがあるのだろうというのが、この番組のテーマだった。
「カーラの文明めぐり」には日本のことは取り上げられていなかったが、頭塔があることを知って、古代日本人も世界共通の精神を持っていたのだろうと思った。
頭塔に関する詳しいレポートとしてはいかのものがあるので、要参照:
「頭塔 古都の片隅にアステカのピラミッド?」
| 固定リンク
「旅行・地域」カテゴリの記事
- 梅棹忠夫とモンゴル語(2024.04.10)
- 5月なのに山口オクトーバーフェスト|リターンズ(2023.05.09)
- 旧川上村の民具についての本(2023.01.20)
- 極寒のモンゴルにちょっと行ってみた(2022.12.07)
- 観光列車「〇〇の話」に乗ってきた(2022.08.15)
コメント