Rで地図の塗りわけ
以前、
「住宅用太陽光発電パネルの普及率は日照時間と関係があるのか?」(2010年4月7日)
という記事を書いて、住宅用太陽光発電システムの普及状況と日照時間について検討してみた。
昨日(2010年8月7日)は都道府県別の太陽光発電システム普及状況と日照時間をもうちょっとビジュアル的に表現しようと、統計用言語であるRを使用して「地図の塗り分け」を行ってみた。
参考資料は群馬大・青木繁伸先生の「Rによる統計処理」の「塗り分け地図を描く」のページ。
作業手順は勤務先のウェブページ「Rで地図の塗りわけ」に記載しているので、Rを使用した地図の塗り分けをしてみたい人は参考にしてほしい。青木先生作成のプログラムを改造して、新たなカラーパレットと凡例の追加を行ったコードを掲載しているので、少しは役に立つのではないかと思う。
塗り分け結果だけ見たい人は以下を見てほしい。
都道府県別設備容量累積値(1994~2007年度・人口1000人あたり)
都道府県別年間日照時間(1971~2000年平年値)
これらを比べてみると、少なくとも、日照時間が少ない都道府県では普及状況が悪いという傾向が見て取れるだろう。
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