「日立 uVALUEコンベンション2010」に行ってきた―その2 日立の骨董品が熱い
7月22~23日、東京国際フォーラムで開催された「日立 uVALUEコンベンション2010」の話の第2弾。
<その2 日立の骨董品が熱い件>
こういう催しじゃないとお目にかかれないのが、日立がこれまでに開発してきた商品群。
こういう100周年記念ブースができていて、
こういうお姉さんが中に誘導してくださる。
小生のベストチョイスはこの3点。
<冷蔵庫>
1932年、亀戸工場(昔、亀戸に工場があったのです)で作られた日立初の電気冷蔵庫である。
読者諸氏は知るまいが、小生は冷蔵庫については多少知識がある。
この電気冷蔵庫の上に付いているのは、ラジェーターもしくはコンデンサーといわれる放熱用の熱交換器である。冷蔵庫の中の熱を捨てるための装置。
ちなみに今の冷蔵庫では、側面や天井面にコンデンサーが収納されている。だから、今の冷蔵庫の側面には放熱のための隙間が必要。
<昔のハードディスク>
1985年12月に出荷された、H-6585磁気ディスクである。情報処理学会からは「情報処理技術遺産」として認定されている。
円盤サイズ14インチ、最大容量5GB。今だと、切手1枚ぐらいの大きさのSDメモリーの方がもっと容量が大きい。やはり、時代を感じる。
<メインフレーム>
「プロジェクトX」でも取り上げられた、旧国鉄マルス(座席指定券類の予約・発券システム)の頭脳、HITAC8700である。1970年に開発された。
ほかにもいろいろあったが、日立は、100年間、日本(の一部分)を支えてきたのだなぁという感想を持った。ちなみにライバル東芝は創業135年。
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