【メキシコ湾石油流出事故】爆風で封じたらどうかという意見【すべての爆弾の母】
今、米国では日本の政局も欧州の経済危機もワールドカップも大したニュースにはなっていない。彼らにとって最も関心があるのはメキシコ湾の石油流出事故である。
BPが行った"Top kill"などの作戦は失敗が続いており、毎日500~3000キロリットルの原油が海底から流出している。
そこで立ち上がったのが、海兵隊きっての技術者、フランツ・ゲイル(Franz Gayl)氏である(Wired, 2010年6月10日)
ワイアード誌の記事によると、フランツ・ゲイル氏は、「すべての爆弾の母」=Mother of all bombs=MOAB(本当はMassive ordnance air blast=大規模爆風爆弾の略)として知られている、史上最強の爆弾をさらに強化したものを、海底で爆発させれば衝撃波で原油のパイプを封じることができると述べている。
大規模火災を爆風で鎮火するという話は聞いたことがあるので、小生も爆弾で原油の流出を止められるのではないか?と思ったのだが、やはりそういうことを考えている専門家が居たわけである。
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