【休刊じゃないって】コミックバンチ
「コミックバンチ:青年向け漫画誌休刊」(毎日新聞、2010年6月22日)
コミックバンチは創刊号出たときにコンビニで山積みになっていて、それを買って読んだものだった。そのあとは買ったこともあれば、立ち読みで済ませたこともある。
ジャンプ黄金時代の遺伝子を受け継いだ雑誌で、原哲夫『蒼天の拳』と北条司『エンジェル・ハート』が二枚看板である。前者は『北斗の拳』のケンシロウの2代前の伝承者、霞拳志郎が1930年代の中国で大暴れする作品。後者は『シティ・ハンター』の槇村香の心臓を移植された台湾出身の殺し屋、香瑩の物語。
最近はこの雑誌、どうなったのかと思っていたら、休刊と言う情報が出たわけである。で、公式サイト:「週刊コミックバンチ☆コアミックス」を見てみたら、
一部メディアで「週刊コミックバンチが休刊する」という報道がなされております。 「コミックバンチ」は、週刊誌としてこの夏にいったん刊行をストップしますが、これは、新たな“創刊”のためであり、年内には、装いも新たな「コミックバンチ」をスタートさせる予定です。
とのことで、「休刊じゃない」的な主張。本当はどうなんだい?再スタートがどんなものになるか、それ次第。
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