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2010.04.29

【西京シネクラブ】「湖のほとりで」を観てきた

先週の土曜日の話になるのだが、アンドレア・モライヨーリ監督「湖のほとりで」(2007年イタリア、95分)をツマとともに観てきた。主催は西京シネクラブ、会場は山口県教育会館。

原題は"La ragazza del lago"で、英語に直すと"The girl by lake"。

Laragazzadellago

あらすじ: 
湖のほとりで、少女アンナの遺体が発見された。遺体には抵抗した形跡がないことから、顔見知りによる犯行だと推測された。この事件をサンツィオという刑事が追う。捜査を進めるにつれて、アンナの秘密や村の人々の家庭の問題が明らかになっていく・・・という話。サンツィオ自身も妻が若年性アルツハイマー(だと思う)にかかっており、娘を妻に会わせることができないまま、という家庭の問題を抱えている。

感想:
ミステリーに分類される映画だと思うが、難しい謎ときは無い。捜査が進むにつれて、人々が抱える家庭の問題が明らかになっていくという課程が面白い。ただ、サンツィオの捜査は結構強引で、次から次へと村人に恫喝めいた尋問を行い、あろうことか、真犯人ではない、アンナのボーイフレンドを留置所に入れたりするのはいかがなものだろうか?

あと、伏線らしいものがあちこちに張り巡らされているのにもかかわらず、結局それらが事件には結びつかないこともいかがなものかと思われた。たとえば、アンナがなぜアイスホッケーをやめたのかという謎(その理由の一端はわかるが、完全な理由はわからない)、アンナの父親の病的なまでのアンナに対する愛情、等など、数々の謎が放置されたまま映画は終わる。

悪い映画ではないが、消化不良気味。ただ、サンツィオの娘、フランチェスカをやっている女優が安良城紅みたいでかわいかった。

原作は、ノルウェーのカリン・フォッスムの"Don't Look Back"で、映画では舞台をノルウェーからイタリアに移している。

Don't Look Back
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原作では張り巡らされた伏線、放置されたままの謎はどう扱われているのだろうか?

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