エコポイント「交換商品カタログ」が全くダウンロードできない件
話題のエコポイントの交換商品や交換必要ポイントが本日(2009年6月24日)、エコポイント事務局発表された。しかし、交換商品のカタログを見ようにも通信速度が異様に遅い。多分、小生と同じような人が殺到しているからだろう。みんな、もちつけ。小生も落ち着け。
ただし、「エコポイント交換商品及び商品提供事業者一覧」は簡単に見ることができるので、この表と各種報道とを合わせれば、だいたい交換商品カタログの内容は推定できる。
エコポイント交換商品は大きく三つのグループに分かれる:
- 商品券 (207件)
- 地域産品 (55件)
- 環境配慮製品 (9件)
流動性選好(ケインズ)という見方をすれば、他の商品への交換が可能な「商品券」を選びたいという人が多いことだろう。商品券の多さはこれに応えるものだと思う。しかし、鉄道プリペイカード、食事券、デパート・クレジット系商品券、図書カード、旅行券、ビール券、電子マネーなど、どれを選んだらよいかわからないぐらいの乱立気味である。そういう場合はとりあえず電子マネーか?
ちなみに鉄道プリペイカードだと:
オレンジカード(JR北海道、JR西日本、JR九州)、Suica(JR東日本)、PASMO(パスモ)、TOICA(JR東海)、パサールカード(静鉄)、ICOCA(JR西日本)、「週末フリーパス」(近鉄)、1dayパス(阪急阪神)、エコポイント交換パス(JR四国)、ことでんICカード乗車券及びチャージ引換券(高松琴平電気鉄道)、ICい~カードチャージ引換券(伊予鉄道)、ですかカードチャージ券(高知県のバスとか電車とか)、SUGOCA(JR九州)、nimoca(西鉄)、福岡市地下鉄乗車券(福岡市交通局)
がリストアップされている。オレンジカードってまだあったんだ。びっくり。四国・九州は乱立しすぎである。相互融通せよ。
電子マネーは:
Edy、nanaco、WAON
がリストアップされている。上述のSuicaも電子マネーだといったらそうなんだけど。
交換必要ポイント数に関しては、AV Watchがこういう記事を出している:「エコポイントの商品交換必要ポイントを発表-交通系カードは手数料必要。割増し還元の商品券も」
この記事によると、上述のSuica、PASMO、TOICA、ICOCAに関しては13,500点で12,000円分(デポジット500円含む)なのだそうだ。・・・?もともとSuicaを持っている人の場合は12,500円分になるのか/ならんのか? そもそも既存のSuicaにチャージしてくれるのか/くれないのか? よくわからんな。いずれにせよ、1000点は手数料として没収ということか。
Edyは10,100点以上で、1円単位で全てEdyに交換してくれるという。ただし、手数料100点だそうだ。こっちの方が良心的。もっと良心的なのはnanaco。1万円以下は全ポイントまとめて交換だそうだ。手数料はとらないってことですよね、ちがいますか? あと、WAONは500ポイントずつ500WAON(円)にしてくれるそうである。
エコポイントで問題になりそうなのが端数。行き場の無い端数はnanaco行き?
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