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2009.04.17

ユース・バルジに対抗するには無人兵器

先日読んだ『自爆する若者たち』のせいで、軍事問題をユース・バルジと結びつけて考えるのが癖になっている今日この頃。

Technobahnによるとアフガニスタンでアメリカの新型無人航空機らしきものが確認されたという:
アフガニスタンで未確認の無人航空機、米軍の秘密兵器の可能性」(2009年4月16日、Technobahn)

ロッキードが開発しているP-175「Polecat(ポールキャット)」に似ているが、違う部分もあるという話である。

米国で既に使用されている無人航空機としては「RQ-1 プレデター」が有名である。プレデターはアフガニスタン、パキスタン、イラクといったテロ・紛争国において偵察や攻撃任務に就いている。

Technobahnは2ヶ月ほど前にこんな技術も紹介している:
サイボーグ昆虫の登場、DARPAが蛾のリモコン実験に成功」(2009年2月24日、Technobahn)

ボイス・トンプソン研究所の研究グループが「昆虫サイボーグ(Hybrid Insect Micro-Electro-Mechanical Systems)開発計画」の一環として、蛾を生体超小型無人航空機として活用する研究に着手し、成果を挙げているというのである。これが順調に行けば、将来はマイクロ軍用機が偵察・監視・威嚇・攻撃・暗殺など様々な軍事用途に利用されることになるだろう。

上述したように無人兵器が使用されているのは基本的にユース・バルジを背景に持つ、テロ・紛争国家である。ほとんど無尽蔵に供給される兵士たちを相手に、かけがえのない跡取り息子たちを戦わせるのは先進国にとって非常につらい話である。人間一人ひとりの価値は平等であるべきなのだろうが、実際には人間の単価に開きが生じてしまっている。

米国としては莫大な開発費用がかかっても無人化を進めるのが対抗策なのであろう。日本もやがてはそうなるのだろうか?

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コメント

ご無沙汰しております。

Hybrid Insector
http://www.h7.dion.ne.jp/~n_circus/index.html
の先駆けでしょうか?

ユース・バルジですか、血盟団の一人一殺主義のようですね。
昭和初期もユース・バルジの状況だったのでしょうか。

投稿: 娘が堀北真希ならなぁ | 2009.04.17 22:30

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