タイ、ベトナム、カンボジア、ラオスを比較した
なんでそんなことをしたかというと、また来年になったら、かの国々への出張があるからである。
ASEANは10カ国だが、マレーシアやミャンマーなどには用事がないので、用事がありそうな国々(メコン流域各国)のみ調べた次第。
GDP | 人口 | 一人当たりGDP | 民族 | 在留邦人 | |
---|---|---|---|---|---|
タイ | 2450億ドル | 約6,300万人 | 3,720ドル | 大多数がタイ族、その他華僑、山岳少数民族 | 4万人 |
ベトナム | 716億ドル | 約8,500万人 | 818ドル | 86%がキン族、その他53少数民族 | 5600人 |
カンボジア | 86億ドル | 1340万人 | 594ドル | 90%がクメール人 | 830人 |
ラオス | 40億ドル | 580万人 | 678ドル | 60%が低地ラオ族、その他48少数民族 | 450人 |
データの出典は外務省。だいたい2007年のデータである。
こうして見ると、タイがこの近辺の超大国であることがわかる。空港閉鎖している場合じゃないと思う。地域大国として責任を果たせと言いたい。
カンボジアに住んでいる日本人は1000人以上いると思ったのだが、意外に少なかった。もっとも、日本人観光客やバックパッカーがうようよいるので、瞬時値で言えば、もっといる筈。
ラオスの方がカンボジアよりも一人当たりGDPが高いのだが、そんなものだろうか?
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