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2008.12.02

【タイ】政権崩壊で空港復帰【チャムロンの勝利?】

タイの憲法裁判所がソムチャイ首相らの被選挙権を剥奪した:「タイのソムチャイ政権が崩壊 憲法裁、最大与党に解党命令」(2008年12月2日、iza)

一時は憲法裁判所がソムチャイ支持派(タクシン派)に囲まれたとかいう情報もあったので、どうなることかと思われていたが、結局は憲法裁判所の命令により、ソムチャイ首相が失職、「国民の力」党が解散ということになった。

これで一応の目的を達した反タクシン派PADはスワンナプーム、ドンムアン両空港を明け渡すことにしたようだ:「タイ反政府派、バンコク新空港再開で当局と合意」(2008年12月2日、日経ネット)

足止めされていた皆さん、良かったですね。あと、タイ周辺国に渡航する予定の小生も助かったわけである。

ここしばらくタイ情勢について「【都会VS農村】分裂するタイ」とか「「【タイ周辺国への渡航】ハブ空港変更について」とか書いてきたが、とりあえず今日の時点では反タクシン派の勝利である。

今回、あまり報道されていなかったが、PADを率いていたのはチャムロン氏(元少将、元バンコク知事)である。清廉潔白で、熱心な仏教徒として知られる政治活動家である。こう書くとチャムロン氏=善人、PAD=良い市民、タクシン、ソムチャイ=金権政治家=悪人、反タクシン派=悪の団体、であるかのようになってしまうが、そうでないことは先日の記事「【都会VS農村】分裂するタイ」でお分かりのことと思う。

今回の騒動、タイ社会ではどのように見られているかという情報は「バンコク週報」に出ている:「世調、「迷惑と感じる」が8割」(2008年12月1日、バンコク週報)。つまり、表面的にはPADが勝ったかのように見えるが、社会の支持は薄い。今回、勝利したかのようなチャムロン氏についてはまた稿を改めて書く。

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