F-1からEco-1へ
日本の自動車メーカー各社が減産に踏み切り、ホンダがF-1から去り、一時は通過するかと思われたビッグ3救済案が米国上院で否決の見通しとなり、自動車業界がボロボロになってきた。GMとかフォードは1900年代に創立された企業だから、今回潰れるとなると、本当に「100年に1度」の大不況となるわけである。
ここ数年、日本の経済を引っ張ってきたのは自動車業界であるから、この産業がアウトになると他の産業にも甚大な影響が出る。どげんかせんといかん(古っ)。
で、自動車業界、今後どうすればいいの?ということになるが、NIKKEI CNBCなどのニュース専門チャンネルのコメンテータの皆さんはほぼ全員、「これからは環境対応!」というご宣託を下されている。つまり、今後はハイブリッド自動車などの高効率自動車を開発、主流化することによって、新たな需要を巻き起こし、同時に環境問題を解決していくべきだということである。この意見には異議なし。
で、あれば、ついでにスピードを競うもののエネルギー効率上は問題のあるF-1はやめて、たとえばハイブリッドカーによる"Eco-1"なる別の競技を始めてはいかがかと自動車業界にご提案申し上げたい。
F-1は純粋な自動車競技としての側面とともに、自動車技術の開発に貢献してきた。しかし、ホンダが撤退を表明したところを見ると、F-1は投資効果が悪すぎるようである。で、あれば、今後、主流化が期待されるハイブリッド車のレースでも行って、そこに投入した資金が、一般自動車用の技術として効率よく回収できる仕組みを作った方が良いであろうと思う。
燃費のよさを競うレースとしては「マイレージマラソン」があるが、いまのところ地味。消費者は単に燃費だけを求めているのではなく、加速性能など走行性能を求めてもいる。そこで、F-1のスピード競技としての魅力とマイレージマラソンの省エネルギー性を組み合わせたレースをハイブリッド車で実現し、暗い話ばかりの自動車業界の中の明るい話題とすればいかがかと思う次第である。
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