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2008.11.30

【BNPパリバ】行政処分でました

以前、「BNPパリバに嵌められたアーバンコーポ」という記事を書いたが、このたび、BNPパリバとアーバンコーポレイションに対して金融庁による行政処分が下った(2008年11月28日):

(その1)BNPパリバ証券会社東京支店に対する行政処分について
(その2)株式会社アーバンコーポレイションに係る有価証券報告書の虚偽記載に対する課徴金納付命令の決定について


まず、(その1)のBNPパリバに対する行政処分であるが、

(1)BNPパリバ証券東京支店(正確には同支店CMS部)がアーバンに対してCB(転換社債型新株予約権付社債)を発行するスワップ契約を結ぶ際、当該スワップ契約に関する情報を投資家に対して開示しないよう要請したこと
(2)さらに、同支店の経営陣や内部管理部門がCMS部の独断専行を看過したこと

に問題があると指摘している。で、処分はというと

(1)責任の所在の明確化
(2)再発防止策の策定・実施
(3)法令等遵守のための研修などの実施

を求める業務改善命令を下したということである。ちゃんと真剣に取り組むのか疑問である。「はい、実施しました。今後は気をつけます」で終わりなんじゃないかなぁ。「企業に道徳を求めるのは滑稽」(アンドレ・コント=スポンヴィル)なんだけど。

で、(その2)のアーバンに対する処分であるが、上記のスワップ取引について、アーバンの有価証券報告書に正しく記載していなかったということで、罰金(正確には課徴金)を課すという命令である。その金額たるや1081万円。法律にもとづく課徴金額とはいえ、広島経済に打撃を与えた割には小額だなーという感じである。

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【都会VS農村】分裂するタイ

タイはカンボジアに向かうときの中継地として利用しているだけなので、あまり政治情勢に詳しくないのだが、最近は小生にも影響のあるような事態が起こっている。PAD(民主主義のための市民連合)によるスワンナプーム(スワナブミ?タイ語の発音は難しい)空港&ドムアン空港の占拠のことである。スワンナプーム空港が閉鎖になると小生が周辺国に移動しづらくなるので、非常に困るわけである。

さて、なぜ、黄色い服を着た皆さん(PAD)が空港を占拠しているかという理由は読者諸氏もニュースなどでご存知であると思うが、一応おさらいをしてみる。ことの始まりはタクシンが政権をとったところから始まる。

タクシン・チナワット(丘達新)はいろいろな肩書きを持つが、一番重要なのは華人企業家という側面である。詳しい話はWikipediaに譲るが、携帯電話サービスで巨万の富を築いた。1990年代に政治活動を始め、1998年にタイ愛国党を設立した。そして2001年2月の総選挙で勝利し、政権獲得。

タイ愛国党が2001年の総選挙で勝利したのは、人口の8割を占める農民が抱えている債務の繰り延べを約束したからである。次ぎにタクシン政権が行ったのは低額(定額)医療制度の実施。その他、いわゆるバラマキ政策を実施したり約束したりすることにより貧しい農民の多い北部・東北部で圧倒的な支持を集め、2005年の選挙でも大勝利をおさめた。

タクシン政策は基本的に経済中心のもので、タクシノミックスと呼ばれている。タイ経済成長の成果、つまり首都圏の儲けを地方、低所得者層にばら撒くというやり方である。まあポピュリズム。これまでタイを支えてきたと自負する王族、貴族、軍部、そして都会の経済人にとっては腹立たしい限りである。

そこで発生するのが2006年1月のタクシン一族の脱税(節税)疑惑。首都ではタクシン退陣要求が起こり、下院解散総選挙。そうしたら、北部、東北部といった田舎ではタイ愛国党が勝利し、首都圏では選挙ボイコット成立という事態に。都会VS農村という対立が明確になり政治が混迷する中、2006年9月、タクシンのニューヨーク滞在中に軍部によるクーデターが発生。しばらくは軍部が政治を仕切ることになる。タイ愛国党は解散を命ぜられる。

ここで脱線。日本のマスコミでは軍部=悪=民主主義の敵という変換が行われるが、発展途上の国ではこれはかならずしも当てはまらない。タイもそうであるし、トルコも(あとパキスタンも?)そうであるが、軍部が良識派を自負し、政治が混迷した場合にバランサーとして機能しようとする国もあるわけである。脱線おわり。

軍部主導の「民主改革評議会」によって新憲法が制定され、2007年12月に選挙を行うと「人民の力党」が圧勝するが、実はこれはタイ愛国党が名前を変えて出直したもの。ようする政治状況がクーデター前後で全く変わっていなかったわけである。この選挙結果を受けて、タクシンの流れを組むサマックが政権に。

これで政局が安定したかというと全然ダメ。2008年8月には反タクシン派のPAD(民主主義のための市民連合)がサマック政権に腹を立て、首相府を選挙するという事件が発生。もちろんタクシン派「反独裁民主同盟」も黙っておらず、首相府に突入してPADと乱闘、死傷者が出る有様。これはいかんと、サマックは非常事態宣言をバンバン出すものの、軍部は無視(静観?)という状況に。さらに、サマックが料理番組に出て料理の腕を披露したところ、憲法裁判所がこれに対して違憲判断を下す事態に。これでサマック内閣は総辞職、今度はタクシンの義弟ソムチャイが政権に就いた。

タクシン派の政権が続く状況にますますヒートアップしたPADが街に繰り出し、とうとう空港占拠に至ったのが今回の事件である。

さて、まとめてみると、一連のタイの状況というのは都会VS農村の対立であると要約できる。タクシンが金に汚い政治家だということは瑣末な話に過ぎない。ソムチャイが退陣し、総選挙が行われようと同じ事の繰り返しになると思われ、今のところ打つ手がない。だから今回は軍部も出てこないのである。

 ◆   ◆   ◆

【2010年4月17日追記】
2006年9月のクーデターから始まったタイ政局の混乱であるが、まだまだ続いている。上述の話は黄色いシャツのPADが空港占拠したときの話だが、そのあとタクシン系ソムチャイ政権が崩壊し、2008年12月、民主党アピシット・ウェーチャチーワに政権が移る。ジョン・川平、川平慈英兄弟の如き顔立ちの英才である。ちなみにWikipediaを読めばわかるように、アピシット首相の実家、ウェーチャチーワ家は由緒正しい華僑系貴族である。

アピシット政権の樹立により、都会派というかエスタブリッシュメント層が権力を掌握したわけだが、これで納得いかないのがタクシン派「反独裁民主戦線」(UDD)、別名赤シャツ隊である。2009年4月にはパタヤで開催中のサミット(ASEAN+3および東アジアサミット)を中止に追い込んだ。

このときの騒動は同月中に鎮静化したが、再び火がついたのが2010年3月である。

きっかけは2010年2月26日にタイの最高裁によるタクシンの資産の一部没収判決。それはちょうど小生がラオスにいるときで、連日、テレビでは赤シャツ隊が抗議行動を準備しているという情報が取り上げられていた。実際に抗議行動が始まったのは3月14日。連日10万人に近い参加者を動員し、しまいにはバンコク中央部を占拠するに至ったわけである。読者諸兄もご存知の通り、4月10日には治安部隊とUDDとの間で衝突が起き、日本人カメラマン村本博之(ロイター)を含め、多数の死者が出た。

アピシット首相が赤シャツ隊鎮圧に失敗したのは、赤シャツ隊をなめていたからだと言う話がある。つまり、政権側は、「赤シャツ隊は田舎の出身者、もしくはタクシン派からバイト代をもらっている連中だろうから、タイ正月ソンクラーンが近づけば自然に解散、沈静化するだろう」という見通しをもっていたが、それは間違いだった、という話である。赤シャツ隊はいつのまにか都市(バンコク)の中間層にも浸透して、首都に強固な地盤を築き上げてしまったようなのである。

また、軍の中にも「スイカ(西瓜)」と称される、すなわち迷彩色の戦闘服の中は真っ赤な実がつまっているタクシン支持層が広がっていて、治安部隊全体が鎮圧に消極的になっているという話もある。

以前にもまして強力になった赤シャツ隊の前に、アピシット首相やプレーム枢密院議長はそろそろ譲歩せざるを得ない状況になってきたのでは?(政府支持派も激励集会やっているけど:「市民5000人が政府を激励」(バンコク週報、2010年4月17日))

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2008.11.23

高野史緒『赤い星』

沼野充義による毎日新聞の書評(2008年11月16日)を読んで買うことを決定。しかし、小生御用達(ごよう「たつ」と読む奴がいるのには困ったものである)の宮脇書店には在庫無し。こんな有様だから新刊書店がつぶれんるんだよと悪態をつきながら、やむを得ずアマゾンで購入。まだ読んでいる最中だが面白いので紹介する次第。

赤い星 (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)赤い星 (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)
高野 史緒

早川書房 2008-08
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目次は以下の通り:

口上
大序 モスクワ・新帝戴冠(しんていのたいかん)ボリス・ゴドゥノフ
一段目 江戸・窶皇子(やつしのおうじ)ドミトリー吉原登楼(よしわらとうろう)
二段目 ペテルブルク・帝室劇場夢幻舞(ていしつげきじょうむげんのまい)
三段目 江戸・赤星封印列車(あかいほしふういんれっしゃ)
四段目 ペテルブルク・忍恋革命戦闘団(しのぶこいかくめいせんとうだん)
五段目 択捉(えとろふ)・シベリア横断問答大旅(おうだんウルトラクイズ)
大詰 江戸・小石川御薬園(こいしかわおやくえん)
あとがき・謝辞

大序では老若二人の修道僧がロシア新皇帝、ボリス・ゴドゥノフの戴冠式のインターネット中継を観ているところから話が始まる。ロシア皇帝とインターネット…?さらに二人の会話から日本がロシアの属国となっているらしいこと、日本には徳川幕府が存在するらしいこと、かつてはソヴィエト連邦という国が存在していたらしいこと、などが浮かび上がってくる。また、ボリス・ゴドゥノフは先帝の皇太子、ドミトリーを暗殺した疑いがあるというのだが…。いったいこの世界では何が起きているのだろう?読み始めた最初の段階で様々な謎が提示され、読者は一気に引き込まれる。

先帝の皇子であると称する「ドミトリー」、将軍のご落胤と称する吉原の花魁真理奈太夫、この二人を結びつけて帝位簒奪を狙うクプルスリー公爵、その陰謀を阻止しようとする幕府大老シュイスキー公爵、真理奈太夫の幼馴染で江戸のソフトウェアエンジニアおきみ、おきみが思いを寄せるペテルブルクのピアニスト龍太郎、龍太郎につきまとうケーニヒ博士、そしてインターネット上で噂される「赤い星」という存在。江戸とペテルブルクを舞台に、謎めいた登場人物たちによって物語が展開していく。

元ネタの一つはプーシキンやムソルグスキーの『ボリス・ゴドゥノフ』である。老若二人の修道僧たちがボリス帝によるドミトリー皇太子暗殺疑惑について語るという導入部分は全く同じ。また、吉原の花魁の「真理奈」という名前は『ボリス・ゴドゥノフ』のポーランド貴族の娘、マリーナから来ている。著者は、光瀬龍『征東都督府』(※)、ギブスン&スターリング『ディファレンス・エンジン』などの歴史改変モノを髣髴とさせる舞台設定(※※)とインターネットという小道具によって新しい物語を作り出している。ただし、舞台の壮大さに比べると、人物の造形がやや甘いのが難かもしれない。

※ 『征東都督府』:日清戦争で日本は破れ、清朝の属国となり、李鴻章都督の支配を受けている。またこの世界では戊辰戦争の折、幕府が勝利しているらしい。青龍寺笙子率いるタイムパトロールがこの歴史改変問題に取り組むという話。
※※ 江戸+IT技術というアイディアは『大江戸ロケット』が近いかもしれない

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2008.11.21

癒し系ロボット・パロ,海外デビューの件

日本生まれの癒やしロボ「パロ」、デンマークで活躍へ」(読売新聞,2008年11月21日)

タテゴトアザラシの赤ちゃんをモデルにしたロボット,パロがデンマークの高齢者福祉施設に導入されることになったそうである.

パロは羽田空港出発ロビーにも置いてある(あった?)のでご存知の方も多いのではないかと思う.みんながなでるため,手垢で真っ黒になっていることもあった.下の写真は羽田空港においてあったパロである.口にくわえているのは実は充電器.
Paro01

パロは体をなでたりすると喜んで声を出したりする.嫌がらせをすると機嫌を損ねるらしい.羽田では嫌がらせをしている人を見たことが無いが.

パロを使っての治療をロボット・セラピーというらしい.いわゆるアニマル・セラピーと同系統のものである.アニマル・セラピーは動物にストレスが加わる可能性があるが,ロボットなら安心.

ちなみにパロを介護老人保健施設や特別養護老人ホームで使用したところ,老人たちの徘徊や奇声が無くなったとの話もある.その話はドキュメンタリーにもなった

パロを扱っている株式会社知能システムのちらし(いつのか忘れた)によると,パロ一式で35万円である.現在はいくらか知らないが:
Paro

もうちょっと安ければ欲しい気がする.

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2008.11.19

【YCAM】ミニマムインターフェース展に行った

山口情報芸術センター(YCAM)で開催中の「開館5周年記念 特別企画展:ミニマムインターフェース展」というのを見に行った.YCAMでの展覧会は入場料がいらないのでうれしい限りである.

この展覧会の展示物の多くはなんらかのインターフェースを持っており,見物している人が展示物を操作することによって展示内容が変化する.いわば参加型の展覧会である.

小生の独断で賞をあげるとすれば,つぎの展示物群にあげたいと思う.

金賞: reacTable / Music Technology Group, Universitat Pompeu Fabra (スペイン)
テーブル上に駒(小さいブロック)を置くことによって,映像と音楽を生み出す装置.それぞれの駒には楽器(弦楽器,鍵盤楽器),波長(サイン波,矩形波),楽譜などが描かれている.それらの駒の置き方・並べ方を変えたり,回転させたりすることによって,曲を生み出すことができる.まあ,DJ気取り.この装置,ビョークのワールドツアーで使用されたもので,日本初公開だそうである.いい体験をした.

銀賞: Delicate Boundaries / Chris Sugrue (アメリカ)
モニター上にゾウリムシのような生き物が20匹程度うごめいている.見物者がモニターに手を近付けると"ゾウリムシ"が集まってくる.単に集まるだけでなく,画面から出てきて見物者の腕に上ってくる.もちろんそれは腕の表面に"ゾウリムシ"の映像が映し出されているだけなのだが,予備知識なしで遊ぶと非常に面白い.

銅賞: Card Play / Zachary Lieberman (アメリカ),Theodore Watson (イギリス)
次のような仕組みの展示物である:見物者はテーブルにカードを並べる.そうするとスクリーン上にもカードが映し出される.スクリーン上の黒いカード(スペードとクラブ)の上を黄色の球が,赤いカード(ハートとダイヤ)の上を赤い球が飛び跳ねる.それぞれの球は飛び跳ねるたびに音を奏でる.
面白いとは思ったのだが,球が飛び跳ねるパターンが単調になってしまうという難点があった.

言葉では面白さが十分には伝わらないと思うので,山口市近辺の人は暇だったら見に行くこと.2009年2月8日まで開催(火曜・年末年始休館).

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2008.11.14

【昭和テイスト】リコホテル

出張で北九州小倉に行ったものの,同地で「日本肺癌学会総会」が開催されていたため,大勢のお医者様たちによって小倉中の宿がとられてしまった.

なんとかかろうじて見つけた宿が「リコホテル」である.まあ,すんごく怪しいところに立地している古いホテルである.

泊まってみたら,内装は昭和テイスト.部屋の中の様子をツマに写メで送ったところ,「ザ・昭和」と評されるほど.

トイレに行ったらさらに昭和テイストを満喫できる物件を発見した.トイレットペーパーホルダーの上部にこんなものが張ってあったのである:
081113_182901

現在では「洋式便所」として知られる,あの便器は「腰掛便器」だったのである.また,使い方を説明しないといけない時代があったのだというのも驚き.

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2008.11.11

シカゴ・トリビューンにノッチがジャパニーズ・オバマとして出ている件

見逃したのだが,「悪魔の契約にサイン」とかいう番組で,ノッチがオバマ候補(当時)に扮して,ご本人に会いに行ったとのこと.

で,結局会うことに成功したということだが,その件はちゃんとシカゴの新聞,シカゴ・トリビューンに取り上げられていた:"Meet the Japanese Obama"(Chicago Tribune, October 28, 2008)

どうでもいいけど,ノッチの本名がNozomu Satoであることはこの記事読んで初めて知った.

Sato doesn't understand 99 percent of what they say. What little English he speaks he pieced together from CNN.

とか

Nozomu Sato owes much of his 2008 income to Barack Obama.

なんて書かれているが,まあ全体として好意的だと思う(面白がられているが).

思い出したけど,失言しかしないことで有名なベルルスコーニ首相(イタリア)は「オバマ氏は日焼けしていてうらやましい」とか言ったとか.

かつて,えのきどいちろう氏にDIME紙上で「イタリア人は世界一バカ」※と言われ騒動になったことがあるが,この話,また復活するかも.

※その理由は,(1)陽気すぎる,(2)ストライキが多い,(3)デブ゙が多い,等など.

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レゴ(LEGO)は単なるおもちゃでない

デンマークが生んだロングセラー玩具,レゴ.子供向けの玩具としての用途だけでなく,彫刻やモザイク画など表現手段としても活用されている.

で,Evil Mad Scientist Laboratoriesというブログで紹介されていたのがこれ:"Lego Kitchen Crafts"
レゴで菓子皿,ナプキンホルダー,花瓶などを作っている.

実用性と装飾性を備えていて,安っぽく見えない.「生活の芸術化」(ウィリアム・モリス)という意味でレゴの果たす役割はたいしたものである.

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2008.11.09

【元極楽】山本圭一氏復活

今朝,朝食をとりながら「がっちりマンデー」見ていて,「極楽・加藤は毎日働いているなー」と思っていたところ,元相方も最近,サーフィンのインストラクターとして社会人復帰していることが判明した:

宮崎県日向市のDear SurfというShopが運営しているSurf Partyというサイトでインストラクターとして紹介されているのである.丸ごと掲載すると著作権上の問題があると思うので,スクリーンショットを小さくお見せする次第:
Yamamotokeiichi01

山本圭一氏のテレビ復活も近いのだろうか?

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2008.11.05

四川大地震の爪あと

今回の中国出張では,まず四川省の成都に行き,そこから40キロほど離れた「都江堰(ドゥージャンイェン)」市という景勝地に行った.「都江堰」というのは2300年前,秦の国が作った水量確保&洪水防止のための水利施設である.ただし,都江堰市は景勝地とは言っても,四川大地震の震源に近く,かなりの被害が出た都市である.

これは都江堰市内の,地震で倒壊したアパート(マンション?)である:
Sichuanearthquake01

見ての通り,壁は崩れ落ち,天井板が垂れ下がっている.これなんかはまだ原形を保っているが,完全に倒壊してしまった跡もあった:
Sichuanearthquake02

この一画では200人以上の死者が出たということである.残骸の中にはスリッパなど身の回り品らしきものがある.

これはまた別のビル:
Sichuanearthquake03

階段にも梁にもひびが入っている.たとえ,建物が崩れていなくても,X印のひびが入ったら全壊であり,あとは潰すしかない.それにしても柱が細い.

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2008.11.04

上海浦東(プードン)空港

ようやく,中国出張時の記事を書くことにした.ここでは上海での乗り換えについて書く.

11月22日に日本を出国し,まずは上海浦東(プードン)空港へ.

上海にはもう一つ虹橋(ホンチャオ)空港という空港がある.浦東は主として国際向け,虹橋は主として国内向けの空港であり,いわば成田と羽田の関係である.以前,中国の内陸部に出張するときは浦東から虹橋に移動していたが,同じ上海市内とはいえ,この移動は大変だった.大渋滞で2, 3時間かかるのが当たり前だった.

しかし,今回は成都行きの飛行機への乗換えが同じ浦東(プードン)空港で済んだため非常に助かった.余裕があったので,浦東空港の中を撮影できた.
Pudong

1999年に開港しただけあって,かなりモダーンな建築である(とはいえ,荷重がかかっていない壁なんかはレンガを積んでセメントでコーティングしているだけであろうと思われる).

2時間ぐらい空港内のレストランで過ごした後,成都行きの飛行機に乗り込んだ.飛行機でのお楽しみは食事だという人もいるだろうが,中国東方航空公司(チョングオ・ドンフォン・ハンコン・コンス)の場合,何が出るのか毎回謎なのでドキドキである.今回はこんなのが詰まった箱が配られた.
Flightdish

写真に写っているのはチョコチップクッキーとパンと干しりんごである.奥に見えるのはこれらが入っていた箱で,さらにもう一個のパンと「沢庵」が入っている.中国人はパンに沢庵を挟んで食べるのだろうか?

まあ,比較的無難な食事が出たが,問題点は飲み物としてカップに入った水が配られただけということだった.これだけの乾き物を100cc以下の水で食べつくすのはつらい.まあ,達成したけど.食べつくした後で飲み物のサービスがあったのでがっかりした.

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