「サマータイムは体に悪い」との研究報告
スウェーデンのカロリンスカ研究所の研究者たちによると、サマータイム(夏時間)の実施によって心臓麻痺の確率が5パーセント(夏時間シフト後最初の1週間)高まるのだそうだ:
Daylight Saving Time: Clock-shifts Affect Risk Of Heart Attack (ScienceDaily, Oct. 30, 2008)
夏時間に変えたとき、体内時計が混乱して1時間分の睡眠が失われるということである。
これに対して冬に元の時間に戻したときには、睡眠時間が余分に加わりリスクが減少するものの、夏時間のリスク上昇の埋め合わせになるほどではないという話。
ということで、生活リズムの維持と睡眠時間の確保は重要。
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