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2008.10.31

「サマータイムは体に悪い」との研究報告

スウェーデンのカロリンスカ研究所の研究者たちによると、サマータイム(夏時間)の実施によって心臓麻痺の確率が5パーセント(夏時間シフト後最初の1週間)高まるのだそうだ:
Daylight Saving Time: Clock-shifts Affect Risk Of Heart Attack (ScienceDaily, Oct. 30, 2008)

夏時間に変えたとき、体内時計が混乱して1時間分の睡眠が失われるということである。

これに対して冬に元の時間に戻したときには、睡眠時間が余分に加わりリスクが減少するものの、夏時間のリスク上昇の埋め合わせになるほどではないという話。

ということで、生活リズムの維持と睡眠時間の確保は重要。

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2008.10.30

ケーブルテレビ様

今月からケーブルテレビを契約しているのだが、ドキュメンタリー好きの小生としては「アニマルプラネット」、「ディスカバリーチャンネル」、「ナショナル・ジおグラフィック」、「ヒストリーチャンネル」が見れるのがうれしい。おかげで通常の地上波番組を全然見なくなってしまった。

さて、先ほどまで、「アニマルプラネット」で「マサイマラのカバ」を見ていた。小生にとっては発見が多い番組だった。

1. カバも肉を食べる
カバは草食動物だと思っていたのだが、たまには肉も食べることが判明。どういうことかというと、ワニが得たシマウマを横取りして食べていたのである。ワニもカバに襲われて災難だったと思う。

2. 以外に少食
カバはあの巨体にもかかわらず、サイの半分程度しか食事を採らないということ。ほぼ一日中、水中にいるため、浮力のおかげでエネルギーのロスが少ないらしい。

3. 結構気性が荒い
オス同士の縄張り争いでは致命傷を負うこともあるとのこと。決闘の結果、負けて致命傷を負ったオスが翌日、遺体で発見されていた。傷がもとで死んだのか、ワニに襲われたのかは不明。

4. ワニとの関係
赤ん坊時代はワニのいい獲物になるが、大人になるとワニを追い払ったり、襲ったりするようになる。

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2008.10.27

【帰国】中国から帰ってきました

昨晩、中国から帰ってきたので、簡単にご報告。

今回は成都(チェンドゥー)と重慶(チョンチン)への出張。それぞれ2泊ずつ滞在。

成都市はご存知の通り四川省の省都である。人口は1000万人ぐらい。まあ、中国には1000万人都市がボコボコあるので、あまり驚かない。四川省全体では人口9000万人ぐらいである。

一方、重慶市は中国に4つある直轄市の一つで人口3000万人ぐらい。1997年に重慶市は四川省から分離した。ということは、それまでは四川省は日本全体と同じぐらいの人口を抱える巨大行政区だったわけである。まあ凄い。

成都市で何箇所か表敬訪問した後、地震の被災地の視察などを実施。

直撃を受けたところには行かなかったが、成都から40キロぐらい離れた都江堰(ドゥージャンイェン)という所まで行った。全く被害の無いビルがある一方で、完全につぶれたビルの跡もあった。手抜き工事と地盤の悪さが重なった場合、完全に潰れてしまうわけである。壁かと思ったら垂れ下がった天井板だったりした。欠陥物件にあたった人は本当に不幸。中国には地震や防災に関する研究機関がほとんど無いということだった。

明日当たりから写真でもアップしようかと思う次第。

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2008.10.21

小学生が給食のパンで窒息死

前にも早食いの真似して小学生か中学生が事件を起こしていたけど、今回のは、小学校6年生がいい歳して、給食中に直径10cmのパンをほぼ丸ごと食べて窒息死したという事件である:「小6男児、給食のパンを喉に詰まらせ窒息死」(2008年10月21日、産経新聞)

記事によると、「気付いた担任の女性教諭がやめるよう注意」したということだから、悪いのはこの小6男児だろう。

窒息死で思い出したけど、「蒟蒻畑」がダメなら、餅もパンも規制しなくてはいけないのでは? 水木しげるの『総員玉砕せよ!』で魚を丸呑みにして窒息死した兵士のことが描かれていたのを思い出した。どんな食べ物でも噛まずに丸呑みしたら窒息死する可能性があるのは同じだと思う。

「蒟蒻畑」の製造中止の件について疑問を感じる人は多い。「ゆさをぢさんの「中年の主張」」というブログで「何かが何処かで間違って居る話なのだ 」と述べられているが、その通りだと思う。

ということで、行き過ぎた食品規制には反対。あと、何のために歯があるのかを考え、食べ物は良く噛んで食べましょう。

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2008.10.20

またまた中国に行きやす

小生、仕事の都合により、今週半ばから中国に行くことになった。

いつもいつも田舎(内陸部)に行くのだが、今回も成都と重慶という内陸の大都市に行く。ご存知のように、成都も重慶も四川大地震(2008年5月12日発生)で被害を受けた地である。中国人の知り合いは一応みな無事だったようだ。あれからだいぶ月日が経つが、現地はどんな様子だろうか?

今回の出張では地震の専門家も一緒に行く。現場を見ながらどういう話が聞けるか、非常に興味がある。

それはそうと、かの国では「激落ちくん」の材料であるメラミン樹脂が入った牛乳を飲んだりしないように気をつけないといけない。あと、冷凍インゲン問題はまだ謎のままなのだろうか?

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2008.10.16

映画鑑賞『さよなら。いつかわかること』

宇部にはシネマスクエア7というシネコンがあり、水曜日はメンズデーで男性1000円である。

そこで、『さよなら。いつかわかること(原題:Grace is gone)』を見に行くことにした。

あらすじ: 主人公スタンレー(ジョン・キューザック)は2人の娘を持ち、ホームセンターに勤めている。妻グレイスは陸軍軍曹としてイラクに派遣されていたが、戦死。妻の死を娘たちに伝えることができなかったスタンレーは、娘たちを車に乗せ、フロリダのテーマパーク「魔法の庭(Enchanted Garden)」への小旅行に出かける。

お父さんが妻の死で混乱し、理由も伝えずに突然、娘たちを連れて旅行に出るという暴走っぷりは悲劇でありながら同時に喜劇でもある。

お父さんスタンレーは娘たちを一方的に強引に連れまわす(娘たちへの語りかけはどちらかというと命令的)のだが、これはスタンレーと娘たちとの間がうまくいってないことを表現している。今までは妻グレイスが中心となって一家をまとめていたのだろう。

妻の戦死は、スタンレーにとっては愛する人の喪失ということだけでなく、今後一家をどうやってまとめていったら良いのか、娘たちとどう接したら良いのか、という難題への直面ということでもある。強引な家族旅行は、結局、スタンレーと娘たちとの距離を縮めるための儀式として機能した。

この映画では"Grace is gone"という曲が流れるのだが、なんとクリント・イーストウッドが作曲(?)している。クリント・イーストウッドって、あの名優だよねぇ。音楽の才能もあるとは加山雄三のようである(うちのツマ談)。

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2008.10.14

Ubuntuを8.04 LTSにアップグレードした

昨日はUbuntuをネットワーク経由で6.06 LTSから8.04 LTSにアップグレードしようとしたところ、いろいろな警告が出てきて失敗。

結局、(1)「Ubuntu 8.04 LTS 日本語ローカライズド Desktop CD リリース」からCDイメージファイルをダウンロードし、(2)CD-ROMに焼き、(3)そのCD-ROMからSONY VAIO FR55Bにインストールした。

不思議なことに、6.06 LTS時代はアプリケーションを動かそうとしても立ち上がり動作がのろのろしていたのが、8.04 LTSにしたところ、スパスパ動くようになった。GUIが改良されたのかも知れん。

つぎは、OpenFOAMのインストールにチャレンジしなくてはならない。

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2008.10.13

Ubuntuを8.04 LTSにアップグレード中

今年の2月にUbuntuに手を出したものの、6.06 LTSとかいう古いバージョンのまま放置していた。ここにきてUbuntuのブームらしきものが世の中に広がっているので、ようやく8.04 LTSにアップグレードしようとトライしている最中である。

ところが、いろいろと問題があって、ネットワークを通じてのアップグレードを行おうとすると、途中で作業がキャンセルされてしまうという事態が発生。ネットワーク経由ではなく、CD-ROMを作ってからやったほうが良いのだろうか??

まあ、成功した後、ご報告しようと思う。

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迷い雀

迷い雀
今日は世の中は休日だが、小生は出勤。

事務室であれやこれやしていたら、ブラインドががさがさとうるさい。何事かと思ったら窓から雀が入り込んでいたのであった。

追い回してなんとか外に出ていって貰った次第である。

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2008.10.10

リーマンCEOが顔面にパンチをくらった件

どこまで信用できるかどうかわからないが、一部報道ではリーマン・ブラザース破綻後の9月21日に、ファルドCEOが、顔面パンチを食らったとのこと:
Knock Out: CNBC Confirms Lehman CEO Punched at Gym (By Jeff Poor Business & Media Institute, Oct. 6, 2008)

そんな面白い事件があったとは知らなんだ。CNBCのVicki Wardによれば次のような事件だったという:

9月21日(日)、リーマン・ブラザースのジムでファルドCEOがルームランナー(トレッドミル)をやっていたところ、ジムの一隅でバーベル上げ(iron pumping)をしていた男が近寄ってきて、顔面にパンチをお見舞いした。

ファルドCEOは今では、Dick "It Wasn't My Fault" Fuldと呼ばれているそうだ。先日、下院公聴会にファルドCEOやAIGの経営陣が呼ばれたが、いずれも「度し難い欲深さだ」と好評を博している(笑):「【米金融危機】米下院公聴会、AIGなど2社経営陣を非難」(2008年10月8日、iza!)

パンチで済んでようございました。

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2008.10.08

【ノーベル賞続出】下村脩氏は伝説のセキュリティ専門家下村務氏の父

昨日はノーベル物理学賞を3人の日本人(正確に言うと、南部氏はアメリカに帰化)が受賞。そして今日はノーベル化学賞を下村脩氏が受賞。いままでにない、ノーベル賞ラッシュである。円高と関係あるのか?

さて今日受賞が決定した下村脩氏であるが、その息子も実はコンピュータやネットワークの世界では有名人。「史上最悪のハッカー(クラッカー)」ミトニックを追い詰めた伝説のセキュリティ専門家下村務氏なのである。

探究心というか、一つのことを追求し続ける能力は引き継がれるものなのか?

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2008.10.07

リーマンCEO、議会で恨み節をご披露

10月6日、米下院の監視・政府改革委員会の公聴会でリーマン・ブラザースのCEO、リチャード・S・ファルド・Jrが「恨み節」を披露したとのこと:「【米金融危機】「なぜリーマンだけ…」リーマンCEO議会で恨み節」(2008年10月7日、産経新聞)

Richard S. Fuld Jr.
東京タワーの見える夜景を背後にして微笑むファルド会長兼CEO(左)とジョセフ・M・グレゴリー社長兼COO(リーマン・ブラザースAnnual Report 2006より)

同記事によると「なんでリーマンだけが救済されなかったのか?」とファルドCEOは述べたのだという。一応、確認のため、公聴会のホームページを調べてみた。

下院の監視・政府改革委員会に提出されたファルドCEOの供述書(もちろん英文である)によると、ファルドCEOはこういうことを言っている:

I will try my best to be helpful to this Committee, so that what happened to Lehman Brothers does not happen to other companies; so that their shareholders, creditors, clients and employees do not have to feel the enormous pain that our shareholders, creditors, clients and employees are feeling right now.

(意訳)リーマン・ブラザースに起こる一方で、他社に起こらなかったこと、そしてリーマン・ブラザースの株主、債権者、顧客、社員が現在感じている一方で、他社の株主、債権者、顧客、社員が感じていない大変な痛みについてできる限り話し、この委員会の役に立てようと思う。

このあと、ファルドCEOは供述書の中で


  • 自身の42年にわたるリーマン・ブラザース人生
  • リーマン・ブラザースの沿革
  • リーマン・ブラザースの素晴らしさ
  • 911で悲劇に見舞われたこと
  • リーマン最後の数週間は社員は一日20時間も働いていて大変だったこと
  • これまで証券取引委員会(SEC)には非常に協力的だったこと

などをダラダラと4ページも述べる。そしてようやく、夏の終わりにリーマン建て直し策を練っていたという話をする:
Over the summer, we discussed with the Federal Reserve the possibility of converting Lehman Brothers to a bank holding company, and applied for a regulatory exemption that would permit our Utah bank to receive assets from its affiliates, all for the purpose of creating additional liquidity. On the same day Lehman Brothers prepared to file for bankruptcy, the Federal Reserve significantly broadened the types of collateral all banks were able to pledge to the Federal Reserve to create additional liquidity, the lifeblood of our system, and the Federal Reserve also adopted, on a temporary basis, the type of exemption that Lehman Brothers had applied for earlier. Had these changes been made sooner, they would have been extraordinarily helpful to Lehman Brothers. A few days later, the Federal Reserve took expedited action to approve applications of Goldman Sachs and Morgan Stanley to become bank holding companies.

(意訳)夏の終わりにはFRB(連邦準備制度理事会)との間で銀行持ち株会社化への移行を検討していた。しかし、そういった救済策が認められるようになったのはリーマン・ブラザースが破産申請の準備を始めていたときだった。もう少しこういった救済策が早ければリーマンは助かったのに。数日後、ゴールドマン・サックスとモルガン・スタンレーは銀行持ち株会社化への移行をFRBに認められて助かっているのとは対照的だ。

乏しい英語力で一応、全文読んでみたが、結局、「いい会社だったのにつぶれた。なんでウチだけそんな目に」という内容。リーマンにとって不利な証言をするわけが無いのでこの程度の内容である。

ちなみにファルドCEOは2000年以来、4億8000万ドル(約500億円)の報酬を得ていたと、委員会に指摘されている。これに対し、ファルドCEOは、そんなにもらっていない、現金報酬は6000万ドル(約60億円)程度だと反論したという。それでも多すぎるだろーヽ(´▽`)/

議会から出たファルドCEOは"CROOK(ペテン師)"と書かれたピンク色の紙を持つおばちゃんたちに囲まれておりました。

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2008.10.06

宇都宮の「ギョーザ」像、倒壊。3つに割れる

「餃子像」壊れる=移転作業中-宇都宮(2008年10月6日、時事通信)より。

JR宇都宮駅前の石像「餃子像」が本日午前中、移転作業中に転倒し、3つに割れたとの話。あーあ。やっちゃった。

ちなみに宇都宮市は餃子消費量日本一として知られているが、最近の研究では、どうも浜松が本当は1位らしい:「日本一「ギョウザ」好き 浜松市悲願達成」(2007年2月20日、J-CAST)。

餃子の消費量は、総務省統計局の「家計調査」の餃子購入額によってわかるのだが、この調査では浜松市は長らく調査対象に入っていなかったので、消費量が多いのにもかかわらず、日本一にはなれなかったらしい。で、2007年、浜松市の餃子愛好家たちによる独自調査で日本一であることが証明されたのだとか。

それにしても悲願って・・・。

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2008.10.05

インドの激安自動車の生産計画頓挫【でもインドは健全】

今年の初めに世界最安の自動車(28万円)として、タタ・モーターズが発表し話題を呼んだ「ナノ」。

西ベンガル州でその工場を建設しようとしていたところ、農民らの反対運動で計画が頓挫したとのこと:「インド・「ナノ」計画頓挫、海外からの投資へ悪影響」(asahi.com 2008年10月5日)

以下、記事の中で目についたところを引用する。

「善しあしは別として、中国の国家的なプロジェクトでは、あり得ないことだ」。中国やベトナムで工業団地の開発に携わってきた日本の大手商社マンは、こう話す。

インドでの工業団地建設は緒に就いたばかり。法的なインフラ整備に加えて、強い政治意識を持つ農民とどう折り合いをつけるかも課題だ。インドの経済団体の関係者は「中国と違って、経済発展はゆっくりとしか進まないだろう」と話す。

なんだか、この記事を読むと「中国に比べると、インドはだめだなぁ」みたいな印象を受ける。しかし、小生としてはむしろインドの民主主義が健全であるという印象を受ける。

中国や東南アジア諸国で見られる、計画的な「上からの経済改革」、いわゆる「開発独裁」は迅速に経済を発展させるという点では優れている。まず、民を豊かならしめ、そののちに言論の自由を認めるというやり方である。明治~昭和の日本も同じ路線をたどった。しかしながら、指導者層が失政をしたり、あるいは政変が起こったらどのようなことになるだろう。

インドはその点、建国以来、民主主義が守られてきている。隣国でライバルであるパキスタンで常時軍によるクーデターが発生し、国が不安定になっているのと比較すると、その違いは明確である。インドでは貧富の差が激しく、衛生状態も悪く、また古い慣習に縛られて自由に行動できない人々がいることは確かであるが、話し合いなどを重ねながら少しずつ民主主義と経済とが進展してる状況にある。

中国はいわば「モノカルチャー(単一栽培)」の国。インドは「マルチカルチャー(多種栽培)」の国。モノカルチャーは生産性が高いものの、環境破壊や病害虫による全滅の危険性がある。ハイリスク・ハイリターンである。これに対してマルチカルチャーは生産性が低いものの、全滅といったリスクを避けることができる。

「オリンピック後はどうなる?」とか「上海万博後は?」と世界をひやひやさせている中国に比べると、インドは発展がのろのろしていようとも健全だと思う。

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2008.10.04

AIGの経営陣はいくらもらってんの?

世界中に迷惑をかけているAIGであるが、その経営陣がもらっている報酬が気になる。

で、米国には証券取引委員会(SEC)が作った"Excecutive Compensation Disclosure"(役員報酬公開)という便利なページがあるので、そこで検索してみた。

データとしては2006会計年度のものしかないが、当時のAIG重役連がどのような厚遇を得ていたかがわかる:


  • Martin J. Sullivan, President and Chief Executive Officer: $26,961,301
  • Edmund S.W. Tse, Senior Vice Chairman— Life Insurance: $15,245,095
  • Robert M. Sandler, Executive Vice President— Domestic Personal Lines: $9,378,963
  • Win J. Neuger, Executive Vice President and Chief Investment Officer: $11,423,216
  • Steven J. Bensinger, Executive Vice President and Chief Financial Officer: $7,594,592

社長兼CEOともなると27億円もの報酬を得るわけである。Martin J. Sullivan氏は現社長ではないとはいえ、当時、庶民の小銭を薄く広く集めて甘い汁を吸っていたわけで、戦犯と言われても仕方ない立場だ。英語版のWikipediaでは
Sullivan was listed as one of the prime examples of corporate greed.
(サリバンは拝金主義者の首領と見なされている)
と紹介されている。そりゃそうだろう。

米下院を通過した金融法案の「救済される企業の経営陣の報酬抑制」はそれだけでは生ぬるく、「弁償」ぐらい適用しないとダメじゃなかろうかと思う。

<2008年10月6日追記>
小飼弾氏のブログ404 Blog Not Found、「Micheal Moore の『ウオール街の混乱のおさめ方』」が紹介されているので、本記事でもさらなる紹介をする次第。

小飼氏によるマイケル・ムーア監督の声明の訳文の一部を抜粋して紹介する。

400人のアメリカの最裕福層、そう、「たったの400人」が底辺の1億5千万人を全部合わせた以上の財産を持っています。最裕福400人が全国の資産の半分以上を隠匿しているのです。総資産は正味1兆6千万ドルになります。

うわー。凄いな。400人で半分の資産を支配しているのか。

ウオール街で、承知の上で今回の危機到来に加担した者を犯罪者として起訴するため、特別検察官を任命せよ
マイケル・ムーアは小生と同じ意見をさらにパワーアップして述べている。
救済経費は富裕者が自ら負担すべきである 彼らが住む邸宅は7軒から5軒に減るかも知れない。乗る車は13台から9台になるかも知れない。飼い犬のミニテリアの世話係は変える必要もあろう。しかしそもそも、ブッシュ政権下で世帯当たり収入を2,000ドル以上も減らされた勤労者や中流層が、彼らのもう1隻のヨットのために10セントでも払ってやるいわれなどありはしない。
さすが、マイケル・ムーア。はっきり言ってくれます。

本記事で紹介したAIGの経営陣の給料。そんなにもらって何をするんだという感じである。余分な家を買い、無駄に車を増やしているのだろうか?

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米下院が金融法案修正版を可決【ようやく】

10月3日、米下院は7000億ドルの不良資産買い取り制度を中心とした金融救済法案(修正版)を可決した。これでようやく金融界の救済が始まるわけである。

修正点の要点は:

 (1) 総額1100億ドルの減税
 (2) 救済する企業の経営陣の報酬抑制
 (3) 住宅ローンを抱える人々に対し、政府が保証する低金利ローンへの借り換え促進

の3点である。企業経営陣≒ダーティリッチ層に対する責任追求はぬるい感じがするが、減税+低金利ローンという米国庶民救済策が盛り込まれている。

前回の救済法案否決は、ウォール街のダーティリッチ層に対する米国庶民の怒りを反映したものだと考えられるが、市場原理主義を厳守したまま金融界を放置しておくと、回りまわって米国庶民の生活も厳しいものとなる。そのような意味で金融救済は喫緊の課題なので、議員たちにとってはこのぐらいで勘弁してやろうというところだったのだろう。

月曜日に市場は反発↑するだろうか?

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AIG:売るのか売らないのかはっきりしろ

今朝届いた毎日新聞の朝刊を見ると、AIGが「AIGエジソン生命」と「AIGスター生命」を当面維持し続けるという記事。

ところが、10月4日8時31分配信ロイター通信によると、アリコ、AIGエジソン生命、AIGスター生命を売却するという話。

新聞の方が情報が遅いと考えると、やはり生保3社売却に決定だろうか?米政府によるAIGへの資金850億ドル投入の条件は2年間で返済という話。利率(年率)は3ヶ月LIBOR(9月24日か25日だと3.5%ぐらい?)+8.5%=12%だというし、さらに手数料も加わるとサラ金並み。さっさとグループ内企業を売却しないと、借金が返せないことになるから、売却は決定と考えるべきだろう。

売却決定として懸念されるのは(1)「買い手があるのか?」、(2)「保険契約内容は維持されるのか?」の2点である。

AIGエジソン生命、AIGスター生命の2社(両者合併後に売却なのかどうか知らないが)については、買い手がつきそうな感じである。しかし、アリコは売却額が1兆円を超えると見られるため、なかなか買い手がつかないのでは、と予想されている。

売却後も保険契約内容は維持されるというのが公式のルール。しかし、買った側が儲けを得ようとすれば、サービス内容を劣化させるか、社内の大胆なリストラに着手しなくてはならないだろう。あわてて解約する必要は無いだろうが、保険の転換・下取り・乗り換えを検討する機会になるかも。

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2008.10.03

庭の手入れ

庭に花でも植えようと思って、昨日から庭の手入れをしている。

表面上、雑草(※昭和天皇は「雑草という名の草など無い!」と侍従を叱ったというが)は目立たなくなっているものの、庭の土を掘り返してみると、太くて長くて逞しい根が広がっていた。これは地下茎とかいうものだろうか?雑草の根は土中で絡み合っており、土中に森が存在しているかのような感じになっていた。

雑草の根もさりながら、がっかりするのは大量のコガネムシの幼虫。庭の芝生が元気が無いと思っていたら、どうもコガネムシの幼虫が好んで食べていたせいだった様子。昆虫は嫌いではないが、庭があらされるのはかなわないので、発見するごとに捕獲し、新聞にくるんで捨てている。1平方メートル掘り返すごとに30匹は捕獲される(ノ∀`) アチャー。

庭はかなりの広さがあるので、雑草の根抜き&コガネムシ退治作業がいつ終わるのか検討もつかない。

ナフコ(山口や九州近辺のホームセンター)で球根だの花の種だのを購入したものの、実際に播種できるのはいつの日だろうか。

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