シンシナティに出張します
今年は海外に出ないつもりだったが、結局、今週16日からシンシナティに出張する羽目に陥った。
渡米かぁ・・・。なんかめんどくさそう。小生は欧州方面か中国・アジア方面ばかり行っているので、渡米するイメージが全然沸かない。
シンシナティ渡米記念ということで、逆に渡欧時に食べたお菓子の紹介を行う。
まず、バールセンという会社から出ている「メッシーノ」。
スペインでもスロベニアでも食べたが、これは旨い。スポンジケーキの上にマーマレードをたっぷり塗り、全体をチョコレートでコーティングした菓子。スペインだと一箱80円ぐらいだった(2001年ごろ)。朝ごはん代わりになる。たぶんEU内ならどこでも買える。
次は「ルクミ」というギリシャの菓子。物凄く甘い水あめをさらに粉砂糖でコーティングしたもの。
これは旨い不味いを通り越して、ひたすら甘い。村上春樹の『雨天、炎天』によると、田舎のギリシャ正教の教会では、疲れた旅人をこの菓子とギリシャコーヒー(あるいはウゾ?)でもてなすのだそうだ。甘い物好きの小生でも一日2,3個が限界。
ちなみにトルコでもルクミがある。まあ、対立していても非常に似通った文化圏だから、どちらにもルクミがあってもおかしくない。しかし、トルコ産ルクミはギリシャ産のものに比べて甘さ控えめである。
| 固定リンク
「旅行・地域」カテゴリの記事
- 梅棹忠夫とモンゴル語(2024.04.10)
- 5月なのに山口オクトーバーフェスト|リターンズ(2023.05.09)
- 旧川上村の民具についての本(2023.01.20)
- 極寒のモンゴルにちょっと行ってみた(2022.12.07)
- 観光列車「〇〇の話」に乗ってきた(2022.08.15)
コメント
>羽目に陥った。
↑随分と嫌々なんですね(笑)。
fukunanさんの『見れば行った気分になれる旅行記』、楽しみにしてます(ちなみにカンボジアには何度か行った気になってます)。
道中お気をつけて
オレンジのお菓子は日本にも似たようなものがあります。
(あ、日本がマネしたのかもしれませんね。)
でも欧州の方がおいしそうです。
日本のは、チョコの下の生地がスポンジではなく丸型のビスケットなんです。
ギリシャのお菓子は羊羹に似てるのかな?と思いました。
投稿: おじゃまします | 2008.09.15 16:57
ギリシャのルクミは羊羹のようなやわらかさですが、羊羹よりも凶悪に甘いです。
いよいよ渡米が迫ってきましたが、アメリカには多分おいしいお菓子は無いものと思い、あらかじめがっかりしております。以前、米国製マシュマロを食べたのですが、変なフレーバーがかかっていて、香水を食べているようでした。
投稿: fukunan | 2008.09.16 00:42