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2008.09.14

シンシナティに出張します

今年は海外に出ないつもりだったが、結局、今週16日からシンシナティに出張する羽目に陥った。

渡米かぁ・・・。なんかめんどくさそう。小生は欧州方面か中国・アジア方面ばかり行っているので、渡米するイメージが全然沸かない。

シンシナティ渡米記念ということで、逆に渡欧時に食べたお菓子の紹介を行う。

まず、バールセンという会社から出ている「メッシーノ」。

Messino

スペインでもスロベニアでも食べたが、これは旨い。スポンジケーキの上にマーマレードをたっぷり塗り、全体をチョコレートでコーティングした菓子。スペインだと一箱80円ぐらいだった(2001年ごろ)。朝ごはん代わりになる。たぶんEU内ならどこでも買える。

次は「ルクミ」というギリシャの菓子。物凄く甘い水あめをさらに粉砂糖でコーティングしたもの。

Loukoumi

これは旨い不味いを通り越して、ひたすら甘い。村上春樹の『雨天、炎天』によると、田舎のギリシャ正教の教会では、疲れた旅人をこの菓子とギリシャコーヒー(あるいはウゾ?)でもてなすのだそうだ。甘い物好きの小生でも一日2,3個が限界。

ちなみにトルコでもルクミがある。まあ、対立していても非常に似通った文化圏だから、どちらにもルクミがあってもおかしくない。しかし、トルコ産ルクミはギリシャ産のものに比べて甘さ控えめである。

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コメント

>羽目に陥った。
↑随分と嫌々なんですね(笑)。
fukunanさんの『見れば行った気分になれる旅行記』、楽しみにしてます(ちなみにカンボジアには何度か行った気になってます)。
道中お気をつけて

オレンジのお菓子は日本にも似たようなものがあります。
(あ、日本がマネしたのかもしれませんね。)
でも欧州の方がおいしそうです。
日本のは、チョコの下の生地がスポンジではなく丸型のビスケットなんです。
ギリシャのお菓子は羊羹に似てるのかな?と思いました。

投稿: おじゃまします | 2008.09.15 16:57

ギリシャのルクミは羊羹のようなやわらかさですが、羊羹よりも凶悪に甘いです。

いよいよ渡米が迫ってきましたが、アメリカには多分おいしいお菓子は無いものと思い、あらかじめがっかりしております。以前、米国製マシュマロを食べたのですが、変なフレーバーがかかっていて、香水を食べているようでした。

投稿: fukunan | 2008.09.16 00:42

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