合衆国海軍が漫画を配っています
合衆国海軍は世界中に展開しており、各国国民の理解を得るために努力を重ねている。
で、このたび、原子力空母「ジョージ・ワシントン(CVN73)」が「キティホーク」の後継艦として横須賀配備が決まったのを機に、同空母の紹介漫画を配布することとなった:
"Navy officials pleased with Japanese response to USS George Washington comic book" (June 10, 2008, Stars and Stripes)
小生、早速ダウンロードして読んでしまったもんね。
「MANGA CVN73 USS George Washington」(作画 佐藤晴美&かづさひろし。PDFファイル、204ページ。12MBなので、回線が遅い人は注意)
初めて海外で勤務する日系のジャック・オハラ三等兵曹が主人公。空母ジョージ・ワシントン(略称GW)に乗り組み、水兵として成長していく話である。横須賀に寄航し、カマクラに住む祖父母に会うところでおわり。米海軍の日常がわかって面白い。これは昔からある「学習漫画」の一種だと思った。
発刊にあたって、在日米海軍司令官、ジェームズ・D・ケリー少将が寄せたメッセージを同書より引用:
世界が不安定で動揺している中、ジョージ・ワシントンがアメリカのもっとも偉大な同盟国であり、世界第二位の経済大国である日本に前方展開されることは、素晴らしい日米の協力関係、同盟を世界に示すものなのです。いくつかの最新の軍事力を擁する空母ジョージ・ワシントンは、日本の防衛、極東地域の平和安定を維持する責務を担うことになるのです。
同艦の熟練した乗組員達は米国の親善大使であり、皆様の未来の隣人、そして多くの市民の皆様にとってよき友人となることでしょう。
どうぞ空母ジョージ・ワシントンが日本に到着するまでの物語をお楽しみください。
いやー改めて、日本が頼れるのはアメリカだけだなーと思ったことであるよ。
| 固定リンク
「経済・政治・国際」カテゴリの記事
- アフガニスタンからネパール人救出中(2021.08.18)
- カブール落つ(2021.08.16)
- デモクラシーの正統性と社会経済システムの正統性(2021.02.10)
- 奴隷商人にして篤志家の銅像をブリストル港にポイ捨て(2020.06.08)
- OECDの予測値がえらいことに|Japan hardest hit!(2020.04.09)
コメント
海外で暴動等に遭ったら、迷わず日本大使館より米国大使館に逃げ込んだほうがいいんですって。
日本→やられ放題(まずは名刺交換から・・・)
米国→やる気満々(まずは威嚇射撃から!!)
こんな感じでしょうか。
投稿: おじゃまします | 2008.06.11 12:31
海外で日本大使館が頼りにならないというのは情けない気がします。
なんだかんだ言って、アメリカはいわゆる西側諸国民には親切だと思います。
カンボジアで日本大使館に入ったことがありますが、一般人立ち入り禁止の要塞といった感じでした。日本国民よりは大使閣下一行を守るための施設と言った感じ。
投稿: fukunan | 2008.06.11 22:32