Office2007を昔の姿に戻せ!
Windows Vistaを導入しないでXPのままがんばっている人は多いと思う.小生もそうだ.
しかし,XPを死守しているにもかかわらず,Officeをうっかり2007にバージョンアップしてしまった人はいるのではなかろうか?
実は小生はそれ.
新しいノートパソコン(台湾製)を購入して,Vistaを拒否,XPのままで安心していたところ,インストールされていたOfficeが2007だったのである.がっかり.
2007ではそれまでのOfficeのメニュースタイルが一新(改悪とも言う)され,リボンとか言う意味不明のスタイルになってしまったのである.下載共有日報の記事の表現を引用すれば,「ファイルの保存に15分かか」るぐらい大変.
ソフトウェアというのは継承性,とくに慣れた操作が激変しないことが重要なのだが,2007はそんなこと全然無視.「形式を選択して貼り付け」を探し出すまでに小一時間かかった.あと,昔作ったExcelのファイルのマクロが動かない.なんだそりゃ.
Office2007を昔の姿に戻すことが喫緊の課題になっているのだが,それを実現するのが.下載共有日報の記事で紹介されていた次のソフト:Office 2007 オールドスタイル メニュー アドイン version 0.9
ソフトウェアの世界は助け合いで成り立っているんだねえと思った.
| 固定リンク
「パソコン・インターネット」カテゴリの記事
- Copilotにあらすじを書いてもらう(2023.10.28)
- Microsoft Copilotとのやり取りの例(2023.10.17)
- 「情動エンジニアリング」について考える本(2022.03.19)
- Elmを学ぶ(2021.12.19)
- Microsoft EdgeでPDFを開こうとするとフリーズする件(2021.07.31)
コメント
タイからです。今日は36度くらいになるかも、暑い、暑い。
さて、常温核融合でググっていたら貴方のブログにたどり着きました。それと、Office2007を昔の姿に戻せ!の巻きは大変参考になりました。こちらも、リボンだかバカボンだか訳の分からないデザインに翻弄されて困っています。しかも、英語アプリ!?、前任者は大丈夫だったのでしょうかね?
さて、荒田先生の公開実験について、阪大院生のkikulogさんが大先輩をこき下ろしていたんで、本当に先生はマッドサイエンティストの領域に踏み込んでしまったのか、知りたくなって調べたんですね。そうしたら、日本学士院の個人情報では、固体核融合として最近の研究をちゃんと紹介していました。(天下の学士院ですよ、二期校上がりの小生なんて及びもしない。)
常温核融合みたいな、錬金術的詐称用語がいけないのかもしれません。1958年に熱核融合の公開実験を成功させたにもかかわらず、研究を中断されたのは政治的な圧力があったような気もします。何せ、当時の日本は非核三原則の金科玉条国家でありましたし、核保有戦勝国アメリカの横槍があったのは充分考えられますから..
それと荒田先生の業績はすごいですね。島津の田中さんが取れたノーベル賞なんて、先生も貰っても構わないんじゃないかと思えてくる。高齢にもなって、過去の業績に傷の付きかねないバクチ実験を公開までして敢えてしますでしょうか?
(名前を冠した荒田記念館まであるんですよ。)
普通の人だったら、敢えてリスクを犯さず悠々自適に余生をおくりたいと思いますよね。
kikulogさんは、どう思うかなー?
投稿: ぐりぐりももんが | 2008.06.27 14:24
書き込みありがとうございます。Office2007のリボンに惑わされている人が多いのを再認いたしました。
kikulog(菊池誠氏のブログ)見ましたけど、多くの物理屋さんの反応はこんなものだろうと思います。
「常温核融合」という名前も悪いかもしれませんね。すでにネガティブ&ダーティーなイメージがついてしまっているし。現在、この分野の関係者は「固体内核融合」という名称を使うことが増えていますが、より中立的な名称で、ということなのかもしれません。
小生は理系ではあっても専門ではないので、「常温核融合」に対しては「?」とは思いつつも積極的に攻撃するつもりはありません。ほぼ同時期に話題になった「高温超伝導」なんか、誰も考えていなかった現象でしたし、実際に「常温核融合」が起こってもおかしくはないと思います。この研究に真面目に取り組むこと自体は文句の付けようがないと思います。
理論よりも説得力のあるのは再現性だと思います。それも他者が検証できるような。できることなら工学的に意義のある「ロバスト(頑健)な」再現性、があれば、認めても良いと思います。
投稿: fukunan | 2008.06.27 18:34