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2008.05.14

四川省大地震(続):知り合いはみな無事

先日発生した四川省大地震の件。

重慶市の知り合いは無事だった一方で、四川省成都市の知り合い(大学職員)からは連絡が無かった。

で、今日になって返事が返ってきた。みな無事だったようである。以下引用:

Yes, the quake is quite damaging, many buildings are broken and most of us are a little scared by the unexpected destruction.

Fortunately we are safe and sound, and no one gets hurt on campus.

The students and stuffs work together and set up camps to get through the aftershocks.
We hope everything would be fine soon.

キャンプを張っているということだが、おそらく建物が倒壊していたり、倒壊していなくても安全のため外に出ているので、当面の住処が必要になっているのだろう。

今日、ようやく震源となった【三文】川県(Wenchuan county)に人民解放軍が到着したようである。地震発生からかなりの時間がかかったので、生き埋めになっている人々が助かる可能性は非常に低くなっていることだろう。

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コメント

お知り合いの方と連絡が取れて良かったですね。

中国の建築物は「おから工事」と呼ばれる程脆い造りなんですって。
役人が資金をピンハネする→どうしても資金が足りなくなる→工事が粗雑になる→またそれ(ピンハネ)は公共施設、学校建設時に横行している→その為今回のように子供の犠牲者が甚大
だそうです。

もうオリンピックは前代未聞の延期でいいんじゃないでしょうか?

投稿: おじゃまします | 2008.05.15 09:33

おから工事のことを中国語では「豆腐渣工事」と表記ようそうですね。

中国メディアでも「なぜ、学校ばかり倒壊して、政府の建物は倒壊しないのか?」という厳しい質問が出ていました。

地震は天災ですが、災害が広がっているのは明らかに人災ですね。

それはそうと、日本の救助隊が派遣されましたが、中国の人々は喝采で迎えているようです。

投稿: fukunan | 2008.05.16 14:09

中国の子供達が沿道で、感謝の言葉を書いたダンボールを掲げ、熱烈歓迎してくれてるようですね。
子供の健気さにはいつも心を打たれます。

投稿: おじゃまします | 2008.05.18 11:34

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