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2008.03.15

日照権じゃなくて何権?

「景観の破壊」と言われて問題化していた楳図かずお邸が除幕されたらしい:「デザイン変更訴訟の楳図かずおさん宅“除幕”」(2008年3月14日 読売新聞)

この「景観権」問題の陰で、と言うわけでもないが、こういう事件が起きている:「ビルの反射光まぶしい 向かいの事業所から苦情殺到 新築ビルめぐり 福岡市・天神」(2008年3月15日 西日本新聞)

アーバン・アセットマネジメント社が所有する天神グラスビルディングの正面壁が反射光を放って、周辺のビル(「伊藤久ビル」と「天神パークビル」)に迷惑をかけているらしい。以下同記事から引用:

反射光が問題になり始めたのは、同ビルの工事用の足場と覆いが撤去された1月中旬から。通りを挟んで南側に立つ「伊藤久ビル」と「天神パークビル」の入居者から、時間によっては「目が開けられないほどまぶしい」「パソコン画面が見づらい」「光が照り付けて商談に集中できない」などの苦情が相次いだ。

確かに迷惑な話である。こういうのは日照権じゃなくて何権というのだろうか?「防眩(ぼうげん)権」?新たな言葉を作ってしまった。

天神グラスビルディングとやらの姿を見てみたらこんなのだった。こりゃ反射しまくるだろ。

で他の事例を調べていたらもっとすごい問題を発見した:「ガラス張りのビルから反射した光が芝生を焼いている写真」(2007年08月14日 Gigazine)

これは防眩権どころではない。「防焼権」?

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