アーサー・C・クラーク追悼
3月19日未明、呼吸不全によりスリランカの病院でSF作家アーサー・C・クラークが死去した。90歳だった。
アーサー・C・クラークの代表作としては『2001年宇宙の旅』がよく知られているが、小生としては以前紹介した、『幼年期の終わり』の方を代表作として挙げたい。1953年にこのような深遠な(それでいて難解ではない)内容の作品が書かれたと言うのはSF史上にも、文学全体にも残る偉業であると思うからだ。
追悼の意味でももう一回読み直そうかと思う。
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