南大門炎上
本日(2月11日)未明,「南大門」として知られるソウルの「崇礼門(スンネムン、すうれいもん)」が炎上、崩壊した。韓国メディアは当然大騒ぎである。
この様子を目撃していた日本人観光客のアサオカさん(45)は「テリブル、テリブル!」と何度も繰り返し、「近くのホテルに泊まっていたところ、煙が見えたので出てきた。国宝第1号が燃えてしまうなんて、日本では想像もできないこと」と話した。文化遺産委員会のファン・ピョンウ委員長は、聯合ニュースとのインタビューで「消防当局は2時間もの間、遠くから放水しているだけだった。今はその消防車も水がなくなったため、1台いなくなり、火がまた勢いを増してきた」と悲しそうに現場を見つめた。
(朝鮮日報、2008/02/11)
今回炎上した崇礼門は李氏朝鮮初代の太祖・李成桂が1395年に着手し、1398年に完成させた建造物だそうである。朝鮮戦争でも生き残り、1962年12月に「国宝第一号」に指定されたとのこと。
さて、日本で同じころの国宝建築物でいうと何だろう? 山口県だと大内義弘が1442年に建てた「瑠璃光寺」が(時代が)近いと思う。これは火災にも遭わず、無事に立っております。
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