そういえば,あの人どうなったんだっけ?の巻
一時期、賞賛されていた人が、一転、犯罪などに関わったとして世間から事実上消されてしまうことがある。
下の人たちはその一例である。
伊藤芳郎弁護士: オウム真理教関連の事件に関わって有名になった人である。テレビで毎日のように見かけていたのだが、「女子アナデートおねだり事件」とやらでマスメディアから追放。なんでも職権を乱用して戸籍謄本等を不正に取得したという。
中坊公平: 弁護士。豊田商事事件で破産管財人を務め、「悪から金を取り返」した偉い人。また、整理回収機構の社長に就任し、不良債権の回収に大活躍。と思ったら立場の弱い中小企業相手に対して過酷な債権回収をしていたようである。また、破綻した朝日住建の債権回収時に明治生命と横浜銀行を騙して15億円を略取した件で東京地検特捜部から詐欺罪で告発された。弁護士廃業と引き換えに情状酌量->不起訴。
『中坊公平・私の事件簿』(集英社新書) がBOOKOFFの105円コーナーにズラーッと並んでいるのを見ると「やれやれ」というような気になる。今も新刊本屋で売っているんだろうか?これは「罪を憎んで本を憎まず」ということで。
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