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2007.08.07

参議院のお仕事

先日の選挙で与野党が逆転した結果,参議院がにわかに注目を集めている.以前は参議院不要論まであったのに,江田五月氏が議長に就任し,野党に主導権が渡った今,国政に多大な影響を与える場所として存在感を増しているわけである.

で,参議院について何か知っているかというと,結構知らないので参議院のホームページを見て勉強してみることにした.

まず英語名称であるが,House of Councillorだった.Councillorは評議員ということだから,何か偉そう.まあかつては貴族院だったし,欧米では上院=元老院にあたるわけだから,衆議院よりも権限が弱いとはいえ,威厳がある.ちなみに,平安朝の大納言はCouncillor of Stateである.全国各地から選出された大納言が東京に集まって審議するのが参議院である.

ホームページ上では情報がたくさん提供されていて全部読むのが大変である.そこで裏技として読むべき場所は「よくある質問」と「キッズページ」である(わき道にそれるが,だいたい,子供向けページというのは大人が読んでも為になる.適度に要約されていてわかりやすい.小生は週末にはNHKの「こどもニュース」を見て勉強していた).

参議院についての知識として大事なことを「よくある質問」から引用しておこう:

Q. なぜ日本は二院制を採用しているのですか

A.  国会は、衆議院と参議院の二つの議院から成り立っています。このしくみを二院制といいます。
 二院制の利点としては、
(1)国民の様々な意見をできるだけ広く反映させることができる
(2)一つの議院の決めたことを他の議院がさらに検討することによって審議を慎重に行える
(3)一つの議院の行き過ぎを抑えたり(抑制)、足りないところを補ったり(補完)できる
 ことなどがあります。

今後の国会運営では次の事項が重要になるだろう:

Q. 両院協議会とは何ですか
A.  国会の意思が成立するためには、両議院の議決が一致することが必要です。両議院の議決が一致しない場合には、両院の意思の一致を図るための話し合いが開かれることがあります。それが両院協議会です。両院協議会は、予算の議決、条約の締結の承認、内閣総理大臣の指名について両院の議決が一致しない場合には、必ず開かれます。  両院からそれぞれ10人の委員を選出して協議を行い、協議案が出席協議委員の3分の2以上の多数で議決されたとき成案となります。成案は、両院でそれぞれ審議されます。  予算の議決、条約の締結の承認、内閣総理大臣の指名について協議が整わない場合は、憲法の規定により衆議院の議決が国会の議決となります。

こういうQ&Aは面白いと思う:

Q. おみやげは買えますか
A.  みやげ物店は、参議院側では、参議院別館の議員面会所と議員会館の地下2階にあります。議員面会所には手続きなしで入れます。なお、国会議事堂見学の場合、出口はみやげ物屋の反対側ですので、見学の前にご利用いただくことをおすすめいたします。

キッズページ」はなかなか充実していて,普段見られない角度からの写真(議長席からの写真)(「議長の仕事」)は壮観である.「みんなどんな仕事をしているの?」では,議員以外の参議院の職員が1300人いることがわかったり,衛視や掃除をする人の写真があったりする.あと「国会クイズ」は結構難しい.

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